マッサージ中に鼻が詰まる・鼻水が出るのはなぜ？実は“リラックスのサイン”です

【千葉市緑区おゆみ野・鎌取・ちはら台・もみほぐしリラクゼーションサロン】
女性専用ボディケアesnaの中村です🍀

サロンでときどき、そんなお声をいただきます(*^^*)
風邪をひいているわけでもないのに、マッサージ中に鼻が詰まったり、鼻水が出てきたりする…
実はこれ、体がちゃんとリラックスしている証拠なんです🌿

🩵副交感神経が働きはじめたサイン

マッサージを受けると、体は“緊張モード”から“お休みモード”へ切り替わります。
この切り替えをしているのが「自律神経」。
リラックスしているときに優位になるのが 副交感神経 です。

副交感神経が働くと、

といった変化が起こります。

そして鼻の中の粘膜にもたくさんの血管があるため、
副交感神経が優位になると血流が増えて、粘膜が少しむくんだような状態になります。
その結果、一時的に鼻の通りが悪くなったり、鼻がムズムズしたりするんですね。

実際に、マッサージを受けると副交感神経の働きが高まることは、
研究（Diego et al., Int J Neurosci, 2004）でも確認されています🧠

特に首・肩まわりをほぐしたあとに「鼻が通ってきた」「鼻水が出てきた」という方が多いです。

これは、マッサージによって顔や首の血流・リンパの流れが一気に活性化するため。
鼻の粘膜の血流も増えることで、一時的に粘液が多く分泌されることがあるんです。

これは体の循環が良くなっている反応で、悪いことではありません😊
しばらくすると自然に落ち着いていきます。

（参考：Eccles, Acta Oto-Laryngologica, 2000）

夜寝るときやお風呂上がりに鼻が詰まりやすい方、いませんか？
それは「副交感神経性鼻炎」と呼ばれるタイプかもしれません。

花粉やホコリなどの刺激ではなく、
リラックスした時に鼻の血管が広がって詰まりやすくなる体質です。

マッサージで深くリラックスしたときにも、同じような反応が出ることがあります。

「鼻がつまって苦しいです」と伝えてもらえれば、

などで、楽に受けていただけます☺️

実際、「少し横向きにしたらスーッと通りました！」というお声も多いです。

マッサージ中だけでなく、普段から鼻づまりしやすい方は、
「自律神経のバランス」を整えるケアを取り入れるのがおすすめです🌙

首や肩の筋肉がこっていると、血流が悪くなり鼻の粘膜も冷えやすくなります。
1日数回、ゆっくり呼吸しながら次のように動かしてみましょう。

1️⃣ 首をゆっくり右へ傾け、左の首筋を伸ばす（10秒）
2️⃣ 反対側も同じように
3️⃣ 肩を大きく後ろに回す（3〜5回）

無理に伸ばさず、“気持ちいい範囲”でOKです。

自律神経は「呼吸」ととても関係しています。
口呼吸よりも鼻呼吸の方が、副交感神経が優位になりやすく、リラックス効果も◎

おすすめは「4秒吸って、6秒吐く」リズム。
✅ 吸うときは鼻から
✅ 吐くときは口から
が基本で、おすすめです🫧
寝る前にベッドで3分ほど行うだけでも、鼻の通りがスッと良くなる方もいます。

鼻まわりや首元を温めると、血流が改善し鼻粘膜のむくみがやわらぎます。
電子レンジで温めたタオルを（40〜50℃程度）鼻の上〜頬にのせて、2〜3分ほどリラックス。

リラックス効果もあり、寝る前にもぴったりです。

鼻づまりの原因のひとつに「粘膜の乾燥」もあります。
1時間に一口でもOKなので、常温の水や白湯を意識して飲むと◎。

血流が保たれ、自律神経も安定しやすくなります。

どれも「体がしっかり休めていますよ〜」というサイン🌿
マッサージ中に鼻が詰まる・鼻水が出るのは自然な反応です。

おうちでも、首をゆるめて・呼吸を整えて・温める
この3つを意識してあげるだけで、鼻も体もリラックスしやすくなりますよ☺️